USJ「ウォーターワールド」の「古い特撮技術・ロケット花火」

USJの「ウォーターワールド」の戦闘シーンの一部。
ヘレンの放った「弾=ロケット花火」が悪党ディーコンに命中して炎上させるシーン

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ヘレンの放つ「ロケット花火」がまるで70~80年代の戦争映画そのもので迫力満点。
ロケット花火は昔から「銃弾、ミサイル」などの役を演じてきました。ロケット花火は現代の戦争映画では弾道の悪さからくる危険度の高さから殆ど使われません。
男たちの大和」「さとうきび畑の唄」などの2000年代の映像作品でも部分的に使用されていましたが、「銃弾、ミサイル」の役はデジタル合成等で代用できるので、ほぼシェアを奪われています。
しかし、「ウォーターワールド」のように「その場」でお客に「観せる」必要がある舞台では、デジタル合成はもちろん無理なので、「その場」で見える「偽の銃弾」を用意しなければならない為、古い特撮技術のロケット花火が使用されています。
個人的にロケット花火の弾道は滅茶苦茶好きなので、このような世界でまだまだ現役なのが嬉しい限りです。