「映画に映ってはいけないもの」
今週のお題「ふつうに良かった映画」の投稿数、これで5つ目のユキンカです。今回は…
「パール・ハーバー」(2001年米)
この映画については既に「アリゾナ爆沈」場面について書きましたが、まだあります。
それは映ってはいけないものです。
この映画は迫力あるジェットコースター的な戦闘シーンで引きこまれますが、その中で「パール・ハーバー」は大量に映ってはいけないものが発見できます。
多くの方々は「駆逐艦が現在のミサイル駆逐艦だ」「この時代に原子力空母がいる」「日本軍に原子力潜水艦がいる、日本は戦中に核を実用化できてたんだねぇ」と様々なツッコミどころを知っていると思います。
私は気になった映画を
初回;普通に最初から最後まで鑑賞
2〜10回;普通に鑑賞、好きなシーンだけを鑑賞
それ以降;好きなシーンを1コマ1コマ、コマ送りで観る
習慣があります。
「パール・ハーバー」で新たに発見した映ってはいけないもの。
1時間59分4秒目、ほんの一瞬ですが、アメリカ軍基地になぜか日本軍の航空機が7機並んでいます。
零戦、99式艦爆、97式艦攻、日本海軍空母艦載機トリオがプロペラを止めて翼を休めているのです。このシーンを観て思った事。映画スタッフが合成処理で消し忘れていたのか、一瞬のシーンだから誰も気づかないだろう、それとも本当に気づかなかったのかもしれません。
私的には、映画の舞台裏が見えて興味深かったです。この映画は実際に「真珠湾」で飛行機を飛ばしています。「真珠湾」で長期間撮影するためには「真珠湾」空軍基地に零戦達を待機させておかなければなりません。このシーンは、まだ零戦たちが飛ぶシーンじゃないから出番が来るまで休憩しているのです。飛行機たちも大事な役者さんなのでスタッフ達と一緒にいると思うと飛行機たちがとても可愛く感じてしまいました。
映画の舞台裏が見えてしまう「パール・ハーバー」は「ふつうに良かった映画」です。
長文でしたがありがとうございました。