ミッドウェー海戦76年目

今年でミッドウェー海戦から76年目なのでそのイラストを描きました。

ミッドウェー海戦で破壊され、大海原を漂う日本海軍空母「飛龍」を発見した96式艦上攻撃機(空母鳳翔所属機)の一場面をイメージしています。

空母「飛龍」はアメリカ軍の攻撃で爆弾4発被弾、機関室・機関科乗組員を失い(実際は機関室との連絡断絶による誤認)これ以上の作戦続行ができないと判断。味方駆逐艦「巻雲」の魚雷によって撃沈処分を行います。映画などではすぐに沈んだことになっていますが、沈没まで2時間ほどかかっていました。その時に後方主力艦隊から偵察に飛んできた96式艦上攻撃機が「飛龍」を発見したとのことです。全滅したと思われていた機関科乗組員の一部は味方魚雷の命中で生じた亀裂をこじ開けて脱出(最近知り合いから聞いた話です)しました。脱出した機関科乗組員は漂流中死亡者を出しながらも最終的にアメリカ軍によって救助されました。