うごメモ旧バージョン卒業作品その2「鉄橋の空(第三部)」
今週のお題「卒業」に2回目の投稿のユキンカです。
うごメモ旧バージョン卒業作品「鉄橋の空(第三部)」です。
うごメモ旧バージョンが2013年5月31日に終了する数日前に投稿したものです。
アニメの3分の2はうごメモサービス終了の半年ほど前には完成しておりましたが、制作が途中でストップ。同年4月ごろから急遽作業を開始して完成させたものです。
内容「どこかの世界のどこかの国々が空中戦を展開する」
第3部だけyoutubeにアップしました。
世界設定は小学生の時に作ったものを加工。
どこかの大陸
そこで2つの大国(ダッブル国・ダールッグク神国)が戦争を開始。
ダールッグク神国は開戦半年で南北の8つの都市を占領するが大陸中部の山岳に囲まれたウゴ地域(うごメモに由来)の中規模都市マジマで苦戦。地形を巧みに使ったダッブル国防御線と永久築城要塞に進撃は停滞、泥沼化。
正面からの攻撃は時間がかかると判断した神国は長距離軽爆撃機数十機を使ってウゴ地域後方の唯一の補給線、「鉄橋」を破壊することで戦局挽回を狙う。しかし各地域での消耗戦が激しく、配備数が少なく、運用費の高い長距離軽爆撃機を数十機揃えるのは時間が必要であり、鈍重な本機を投入するには危険の多い計画だった。
その為、本機が運用定数配備完了までにウゴ地域の「鉄橋」周辺の 敵防空戦闘機を撃退し、安全な空を確保すべく、武装を減らし、燃料搭載量を増やした長距離侵攻可能な戦闘機を神国は派遣する。
そこでダッブル国の防空戦闘機と激突、空中戦が展開される。(動画の部分)
空中戦の結果、ダッブル国の部隊はほぼ撃墜され、制空権は神国のものとなるが神国側の長距離戦闘機も修復不能機が続出、戦力として使用が不可能となる。そしてその2週間後、運用定数が揃った長距離軽爆撃機30機が護衛なしに「鉄橋」爆破に向かう。しかし、攻撃された側のダッブル国は再攻撃を警戒し、防空気球を含めた濃密な対空陣地を構築、新型双発プッシャー式迎撃機を配備し待ち構えた。
長距離軽爆撃機30機はそこに突入、25機が対空陣地の攻撃で、1機が防空気球に阻まれ墜落。残る4機の内、3機が新型双発プッシャー式迎撃機によって瞬時に撃ち落とされるが生き残った最後の1機が「鉄橋」爆破に成功。しかし、すぐに追ってきた迎撃機に攻撃され山中に不時着。その搭乗員2名だけが戦死を免れたが、敵中深くで不時着した為、味方陣地に帰るのは絶望的となる。
「鉄橋」爆破によって援軍と補給ができなくなったダッブル国は要塞に立て篭もり、抗戦を継続する。
両国の戦争はその後も続き、そして終戦を迎える。
終戦から1世紀後、ダッブル国とダールッグク神国双方で両国の戦争、特に戦局が大きく変わった「鉄橋」を巡る一連の戦いを映画化すべく、活動を開始する。
(その「鉄橋」の映画がこの「動画」と言う設定。)
なので動画に登場する機体は現有の飛行機を映画用に改造したものが使用され、爆発シーンなどはミニチュアで撮影されたりした。撮影終了後、映画スタッフ達はかつて「鉄橋」が存在した街の片隅に建てられている「鉄橋の戦い記念碑」に慰霊する。
と、言う設定でした。