戦艦大和のロケセット談
昨日4月7日は戦艦大和が沈んだ日として知られています。
なので今更ですが2006年に映画「男たちの大和」のロケセットについて書きたいと思います。
劇中で主人公たちが配属される対空機銃、「九六式二十五粍機銃」です。
映画ではこの機銃群がアメリカ軍艦載機に向けて火を吹いていました。
昔の戦争映画と違い、炎が"ボフボフ"と出ず、"ガスバーナー"の筒も見えず、とてもリアルに表現されていたと思います。
迫力ある機銃の"火"は合成で処理されていましたが、銃身は実際に反動で後ろに下がっていました。メイキング映像では機銃の"火"はありませんが、銃身の先から"透明のガス"が噴射されている様にも見えましたので銃身の中が気になり、思い切って下の様な写真を撮りました。
この写真を見ると昔の戦争映画でよく見かける"ガスバーナー"の筒も無く、本物みたいです。(本物は見たことはありませんが…)