開戦74年目の2015年

2015年12月8日で「太平洋戦争開戦74年」となりました。

日本海軍がもしも真珠湾を攻撃せず、日本海海戦の戦訓から発展させた「漸減邀撃作戦」を行なった場合、どのような結果になっていたのか。『アメリカ海軍艦隊への日本海軍航空隊による漸減邀撃の想像イラスト』です。

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真珠湾攻撃と違い、太平洋上で戦艦を撃沈できたとしたら引き揚げ修理はまず不可能であり、艦隊決戦をしていた方がアメリカ太平洋艦隊の中核粉砕がより確実だったかもしれません。

現実は真珠湾攻撃が行われ、深度の浅い湾内で撃沈されたアメリカ軍戦艦は殆ど引き揚げられ、大改良が施されて戦線復帰しました。

日本が太平洋戦争で撃沈したアメリカ軍戦艦は結果的に2隻にとどまり、日本がアメリカ軍戦艦を撃沈した戦いは真珠湾攻撃が最初で最後だったのです。