軍事雑誌が"活用"できた瞬間

今週のお題「ゲーム大好き」

 

今でもプレイしているゲーム「BF1943

このゲームは「アメリカ軍海兵隊VS日本海軍」だけに絞ったシンプルかつ奥深いネット対戦ゲームです。リリースから時間が経った現在でも熱い戦いが繰り広げられています。

 

今回の話題は三つあるステージの一つ、「ガタルカナル島」での出来事です。

 

ガタルカナル島は丘が多い地形であり、狙撃に有利なステージと解説でも書かれる面白い島です。

私は日本海軍側でプレイする際、味方の地上侵攻を有利に導くために先手必勝で、アメリカ軍海兵隊の航空基地を優先攻撃しにいっていました。しかし、一度戦闘機が飛び立てば地上からのマシンガンでの撃墜はとても難しいものです。

敵戦闘機が飛び立つ前に撃ち落とし、そして出来るだけ敵プレーヤーに負担を与え、かつ神出鬼没に行動する必要がありました。

どのようにすれば上手く行動できるか?

プレイしていて「一つ」思い出したことがありました。

子供の頃に読んでいた「雑誌"丸"」

この雑誌はあらゆる軍事情報や歴史が事細かく掲載されているベストセラーです。

 

その中に、「戦車技法」のコラムがありました。

「イラストを見て、もっとも有効な戦車行動ルートはどれだと思いますか?」…と問題が書かれ、答えが次のページに載っているところがあったのです。

 

答えは『丘の下を這いながら動き、敵を攻撃する際は砲塔だけを丘の上に出して攻撃すべし…』と書かれていました。

 

その言葉をゲーム中に思い出し、早速作戦を立てます。

日本海軍の戦車「97式中戦車」はアメリカ軍海兵隊の「シャーマン戦車」に比べ、砲塔がコンパクトに設計されています。すなわち砲塔だけが出ていても遠くからは発見しにくいのです。

アメリカ軍海兵隊の航空基地に配備される「コルセア戦闘機」を「97式中戦車」で狙撃しやすく、かつ丘で車体を完全に隠すことが可能な理想的な場所を探します。

そして見つけたのが、航空基地より橋を渡ったところに位置する小さな丘でした。

「コルセア戦闘機」が2機重なる様に見え、両方を早急に銃撃可能でかつ敵の基地から距離があり、コンパクトな「97式中戦車」の砲塔が見えにくい絶好のポイントでした。

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正面から身を晒して攻撃せず、敵プレイヤーにどこから撃たれているかを悟らせず、敵に戦闘機の利用を諦めさせ、味方の制空権を確保することも「チームプレイ」だと考えております。

軍事雑誌が"活用"できる「BF1943」は大好きです。