給食のアレルギー

今週のお題「給食」

 

小学校の頃、自分の地元の給食は他の学校と違い恵まれているといつも言われていました。

それは工場生産物を直送ではなく、学校で一から調理して振舞われるところが大きな違いでした。小学校入学直前の保護者同伴学校見学では美味しそうな匂いがガラス張りの調理室から出ており、今でも記憶に残っています。

 

しかし、例え美味しく作れる環境にあったとしても、アレルギー反応を起こす食べ物は、何歳になっても絶対に食べれないものであります。

自分のアレルギーのある食べ物は「キウイ」「クルミ」です。

学校で食べて初めてアレルギーと気づいたものでした。

二つとも大抵はデザート等に含まれるものであるため、メインを食べる上では殆ど問題にはなりませんでしたが、誤って少しでも口に触れたら途端に喉の奥が痒くなり、全身蕁麻疹に陥ることもありました。(全身蕁麻疹が出た時は先生の配慮で早退させてくれました)

 

自分のアレルギーはこの二つが主であるため運が良いのですが、もし主食に含まれるものにアレルギーがあったら殆どのものは食べられず、折角評判の良い母校の給食も単なる「壁」にしか感じれなかったかもしれません。

 

 

現在も出先で振舞われる食事で「キウイ」「クルミ」に出くわす事はよくあります。

食べれそうなケーキでも、生地の中にパッと見では分からない様に練りこまれている「クルミ」は最大の敵です。

最近、飛行機内のケーキに口をつけた数分後、すぐに痒みが起こり、痒みが引くまでずっと咳が絶え間なく出た恥ずかしい経験があります。

 

それでも学校給食は美味しく、とても恵まれた6年を過ごすことができたと思います。